まだまだ半袖半ズボンで過ごすけん玉大好きな子どもたちのもとに届いたのは、けん玉チャンピオンとの素敵な時間でした。
京都府は嵯峨野(さがの)の児童館の子どもたちは、普段から熱心にけん玉に取り組んでいます。そんな子どもたちにスミセイアフタースクールはけん玉チャンピオン秋元悟さんとの夏休みの思い出に残るプログラムをお届けしました。
なんと当日子どもたちがサプライズで、曲にのせてのけん玉パフォーマンスを披露してくれる一幕が。練習の成果が感じられるその姿に、秋元先生をはじめ放課後NPOアフタースクールのスタッフもたくさんの感動をもらいました。大人に感動を届けた経験は、子どもたちの大きな自信となるでしょう。
この日のプログラム中、印象的だったのが先生から直々に受けるアドバイス。オンラインのイベントでありながら、3,4人ずつスクリーンの前に来て先生に披露する工夫がされているため、先生に一人一人じっくり見てもらえます。
秋元先生が、球が四角の形のけん玉を持ってきて、子どもたちにより球の動き方が伝わるようじっくり解説している場面も。秋元先生は、けん玉の理論を子どもたちにも分かりやすく教えてくれるので、みるみるコツをつかみ技の練習を黙々と続けていきます。
児童館では、けん玉の練習に日頃から熱心に取り組んでいるということで子どもたちのレベルも高く、秋元先生も後日「指導に熱が入った」と嬉しそうに語りました。子ども達のレベルに合わせてアドバイスを変えながら、オンラインながらもコミュニケーションを活発にとり、子どものやる気と先生の熱量の相乗効果でプログラムは進んでいきます。
最後の質問タイムでは、素直に自分の疑問に思ったことを聞く子どもたちの姿が印象的でした。「大皿、小皿には何回のったことがありますか?」と聞くと、秋元先生は、「もう20年もずっと大皿、小皿にたくさんのせているから数えきれないな~、でも10万回くらいはのっているかな。」と答えました。子どもたちはその回答にびっくり。先生みたいにたくさんのせてみたい!とますますけん玉練習に熱が入る子どもたち。
けん玉上級編プログラム終了後、児童館の子どもたちが曲にのせたけん玉パフォーマンスを見せてくれました。ステップを踏みながら「もしかめ」をして、ダンスも組み合わせ、かわいく自信満々に披露してくれました。今までの練習の成果を秋元先生の前で披露する経験は子どもたちにとって貴重な経験となりました。途中で落としても一生懸命、諦めないない子どもたちの姿があり、最後までやり切った子どもたちの顔はマスク越しでもわかる笑顔であふれていました。
最後に「お返しに」と先生が披露してくれた2個のけん玉を両手で操るパフォーマンス、また球が縦に連なったけん玉を横にのせるパフォーマンスに子どもたちは目を輝かせ興味津々です。
児童館のみんな、秋元先生や放課後NPOアフタースクールのスタッフにも感動をありがとう。もっともっとけん玉を練習してけん玉名人になってね!
できるって楽しい!を実感できたけん玉プログラムを、スミセイアフタースクールでは全国の学童に届けています。