涼しさも感じられるようになった9月12日、大阪市港区の田中小学校にて、健康のプログラム「足が速くなる方法」を実施いたしました。
当日教室へお伺いすると、こんな素敵なポスターで案内をしてくれていました!「『速くなりたい』という熱い気持ちも忘れずに」とても大切なことですよね!
「こんにちは~!」と元気いっぱいに入ってきたいきいき教室の子どもたち60人は、これから始まるプログラムを早く始めたくて仕方がない様子。岩崎先生から、「速く走るために大事なことは何だと思う?」と聞かれると、子どもたちは「たくさんご飯を食べること!」「スタートの時にしっかり構える」と色々教えてくれます。
「どれも大事だけれど、一番大事なことは走るときの「姿勢」です!」と先生からのアドバイスをもらって、いよいよプログラム開始です。
でもその前に、ハードルの選手である先生が、みんなの前でデモンストレーションをしてくれることに!代表の子どもたちが腰の高さにハードルの代わりのゴムを構えます。「こんな高さ飛べるのかな~?」と子どもたち。ドキドキしながら先生を見守ります。そんな子どもたちの前を目にもとまらぬ速さで駆け抜けていく岩﨑先生!!
カメラでも捉えることができない速さでした。子どもたちからは大歓声と「もう一回!」と大合唱です。アンコールに先生も応えてくれ、子どもたちの興奮もさらに高まります!
準備運動をしてから、早速足が速くなる方法を実践していきます。まずは、今日のプログラムの初めに先生が一番大事と教えてくれた「姿勢」のチェックから。自分が焼き鳥の具になったイメージで、「頭から足の方まで串が刺さっているようにまっすぐな姿勢を意識してね!」と先生からのアドバイス。子どもたちも頭に手を置いて焼き鳥をイメージしながら姿勢を作ってみます。
焼き鳥の串のイメージって、子どもたちにもとってもわかりやすいですね!
先生が一番大事と教えてくれた良い姿勢を意識しながら、背筋をピンと伸ばしてまずは歩いてみます。
次は腕もしっかり振って歩こう!と先生。
皆も腕を意識しながら走ってみます。
ここで、先生からの質問!「走ることと歩くことの一番の違いってなんだろう?」この質問に子どもたちは「スピードの違い!」「足を速く動かすかどうか」と色々答えてくれます。
こちらの答えは、「歩く=どちらかの足が地面についている」「走る=空中に浮いている時間がある、つまりジャンプの連続」。ということで、次はつま先でジャンプをしてから走ってみます。
先生が見せてくれた手本のジャンプの高さに、子どもたちからは思わず歓声が上がります。ここでも、「まっすぐな姿勢を必ず意識すること」と先生からのアドバイスをいただきます。
より速く走れるように、高くジャンプすること、地面を強く蹴ることを意識して、スキップしながら走ります。全身を大きく使ってとても良い走り方になってきました。
今度はより前に大きく一歩踏み出せるようにスキップします。
ここでも先生の手本に思わず拍手!
先生の走りを意識しながら、子どもたちもチャレンジします。
最後の仕上げは、スタートダッシュの練習です。
ここでも、まずは良い姿勢を意識することが大事とのこと。今日何度も練習した焼き鳥の串に刺さったイメージを意識します。
「良い姿勢を意識して!」という言葉に自然と頭に手がいく子も。もうみんな身に付いた様子です。
仕上げに、今日習ったことを全ておさらいしてから走ってみます。皆速く走るコツはつかめたでしょうか?
先生からは、「短時間なのにとても習得が早い!」とほめてもらいました。
最後は子どもたちと一緒にハンデなしで競争をしてくれました。
プログラムの終わりに、「今日のおさらい!速く走るために一番大切な事は?」と聞かれると、すかさず「姿勢!」とみんな大きな声で答えてくれました。今日何度も出てきた言葉だけに、子どもたちにもしっかり伝わったようです。
田中小学校は、現在新校舎への建て替え工事のため、運動場が使えない状態とのこと。普段思いっきり走れる環境ではないだけに、活き活きとした表情で終始走っていた子どもたちを見ると、このプログラムを届けることができて良かったなとあらためて思いました。
田中小学校いきいき教室の皆さん、先生方、岩崎先生、大変お世話になり、ありがとうございました。