秋晴れの心地よい季節となりました。
今回お届けしたプログラムは、「やってみよう!ボイパ!」です。
岩手県一関市の児童クラブさんと、ヒューマンビートボクサーのZU-nA(ズーナ)先生を講師にお迎えして、ボイスパーカッションってどんなものなのかを、ゲームや実際の体験を通してボイパをより身近に感じる1日となりました。
今回のプログラムを通して、こどもたちが楽器以外から自分で音を作ることができるんだ、というワクワクな発見ができました。
まずは、今回の講師であるZU-nA(ズーナ)先生から自己紹介。
みんなはヒューマンビートボックスという名前にあまり馴染みがない様子。
そこでZU-nA(ズーナ)先生、YouTubeのヒカキンのマネをすると、"あ!あれか!"と子どもたちが気がつきます。
先生と子どもたちの距離が近づいたところで、ZU-nA先生が発する音がいったい何なのか、当ててみようということでクイズをします!
ドラム、トランペット、ギター、そして最後にスーパーマリオの音を、全て口だけで発します。マリオの音楽や先生のドラえもんの声マネが、みんなをぐっと惹きつけます。
ここで、先生からボイパのパフォーマンス披露。口ひとつでいろんな音が出てきて、みんな驚いた表情を見せています。
■ヒューマンビートボックスにチャレンジ!
みんながZU-nA 先生みたいにいろんな音を出せるようにポイントを教えてもらいます。
小さい声で"ボ"と音を出すのを我慢して、口を目一杯閉じながら思い切り音を出すと・・・
"ボッ"となります。
"ツ"はみんなできる様子。
最後に、手を振り下ろすと同時に"プスッ"と音を出します。
全部の音を混ぜて、"ポテトチップス"をボイパ風に発してみます。
最初はなかなか先生のようにはできないけど、何回もチャレンジすることで少しずつできるようになっていきます。
最後にみんなへ先生からのメッセージ。
「先生は最初、人から教えてもらうのではなくテレビを見て、マネをすることでボイパを始めてプロになりました。みんなも夢中になることで楽しい未来が待っています。夢ややりたことがあったら、恥ずかしがらずにとことん一生懸命にやってみよう。やっていくうちに自分が可愛いく、きれいに、かっこよくなれるから。」
先生の熱いエールを子どもたちに届けることができました。
これからも、楽器では出せないさまざまな音、世界に一つしかない音を全国に届けたいと思います。