今回お届けしたプログラムは、「いのちかがやくサイエンス」です。佐賀県佐賀市の児童クラブさんと、「理科教育研究フォーラム」の代表を務める松延康先生を講師にお迎えして、科学の面白さを学ぶことができました。
久しぶりの対面でのプログラム実施です!
最初の実験は、水の色が変わる実験をしました。
先生が何も入っていないコップを取り出し、「コップに透明な水を入れたら、水の色が赤くなると思う?」と尋ねると、子どもたちは各々の考えを喋ってくれました。そして、松延先生が実際に挑戦すると、赤くならず。なんと大人の悪い心を吸い取り、コップの中に入れないと赤くならないと判明。児童クラブの先生方から松延先生が吸い取り、もう一度挑戦してみると、透明な水が赤くなりました!
子どもたちから「えー!」「すごい!」などと大きな驚きの声が出ました。
続いて、先ほど赤くなった水ときれいな心を一緒に何も入っていないペットボトルに入れ、振ってみると透明になりました。子どもたちは、「なんで?」と興味津々で先生の話を聞いてました。
次の実験は、水をいっぱい入れたワイングラスの表面に板を張り付け、逆さにした状態でペットボトルを何本ぶら下げられるか、という実験をしました。ペットボトル20本分の重さがある水入りバケツを持ち上げることに成功します!子どもたちはみんな驚いた表情で「なんでそんなに持ち上げられるの?」と不思議そうにしていました。これは空気の力が関係しているそうです。
他には、シャボン玉を使った実験を行いました。
後半では、スノードームを作りました。
松延先生の説明を聞きながらみんなでスノーを作っていきました。
スポイトを使い、瓶の中に落としていきます。子どもたちの表情は真剣でありつつも楽しんでいました。
瓶の中で泳ぐ魚を入れて、完成品を待ちます。
終わりには、松延先生から「いのちのお話」がありました。
生きることことの大切さ、そして生きるために失敗を恐れず、挑戦していく大切さを教えていただきました。子どもたちは真剣に松延先生のお話を聞いてました。
最後に松延先生から修了証をもらいプログラムは終了!
プログラム終了後に、代表の子から松延先生へプログラムの感想と感謝の言葉を伝えていました。「実験が面白かった」「色々なことを知ることができて楽しかった」などと話してくれました。
アンケートに協力してもらい、書き終わった子から自分が作ったスノードームの完成品を貰いました。上手にできたスノードームを振って、瓶の中で泳ぐ魚ときれいな飾りに釘付けでした。
参加して下さった子どもたち、児童クラブのスタッフの方々、松延先生ありがとうございました!