桜が満開の栃木県益子町に、「みんなで楽しめる遊具をつくりたい!」という子どもたちの夢をかなえにやってきました!
遊具と言ってもブランコやうんてい、ジャングルジムなど様々…。どんな遊具がいいのかな?子どもたちはどんな遊びをしたいのかな?
建築家・鈴木晋作先生が子どもたちと対話したり、絵や言葉で表現しもらったり、遊具のイメージをかたちにしていきます。完成イメージ図を見た子どもたちから、「サイコー!」「すごーい!」とあちこちから歓声があがります!
子どもたちの期待が日に日にふくらんでいく中、プログラム前日に材料となる木材が運び込まれます。
益子の手仕事集団・星居社主宰の髙田英明さんにお手伝いいただき、基礎づくり。その作業の様子を、子どもたちは興味津々に見つめます。見慣れない道具がとっても気になっている様子。
プログラム当日。快晴の中、鈴木先生の説明をしっかり聞いてから、遊具つくりスタートです!
木材の表面をきれいにするチーム、タイヤ跳びをつくるチーム、丸太跳びをつくるチーム、ベンチになる大きな木をきれいにするチームに分かれます。
「ツルツルになったよ!」「もっと深く掘った方がいいかな?」「石がいっぱい出てくる~」
普段は走り回ったり、ボール遊びをしている場所で、作業に没頭する子どもたち。
後半はペンキ塗りにもチャレンジ!鈴木先生の説明を聞きながら、木やタイヤの表面をきれいに塗っていきます。手や服にペンキがついても気にならないほど、みんなとっても楽しそう!
離れた場所から遊具全体を見て、どのぐらい進んでいるかも確認。子どもも大人も力を合わせ、完成にむかって突き進みます!
完成です!!
(この後、鈴木先生が仕上げ作業を行いました)
記念に、滑り台の板の裏側に子どもたちが名前や絵など、自由に書き入れます。
遊具の材料で使用した木材は、栃木県産にこだわりました!自分たちが住んでいる地域や、一緒につくり上げた遊具を、子どもたちみんなで守っていって欲しいという思いをこめています。
準備段階から長期にわたって多大なるご協力をいただきました現地団体スタッフの皆さま、お手伝いいただきました保護者の皆さま、鈴木晋作先生、本当にありがとうございました!