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助け合い、協力することが大事!/「みんなで守る、みんなのいのち」@茨城

訪問 プログラム いのち

 

日本三大稲荷神社のある茨城県笠間市に「みんなで守る、みんなのいのち」をお届けしました!

このプログラムは、防災に関する様々な取り組みをしているNPO法人プラス・アーツの長先生とともに、クイズやカードゲームなどを通して防災知識を身につけます。

今回は27名の高学年の子どもたちが、いのちを守ることについて学びます。

 

 

 まず、身を守る時のポーズを交えた「防災体操」で準備運動。「頭を守る」動作や「助けて〜」と声を出しながら体を動かし、防災時に大事なフレーズやアクションを確認します。

 

 

次に、たくさんの「!!」がある日本地図が映し出されます。なんと、震度6強の大きな地震が起きた場所を示していて、大きな地震がこんなにたくさん起きていることを知る子どもたち。東日本大震災は「聞いたことがある!」「でも生まれてない」と話しながら、身近に起こりうるかもしれない…と、真剣な眼差しでスライドを見つめます。

「地震のほかに自然災害にはどんなものがあるかな?」という質問に、子どもたちは「台風」「土砂崩れ」「大雪」「雪崩」など、たくさんの答えが飛び交い、先生もビックリ!

 

 

 続いて、「チーム対抗!防災トライアル」。防災に関する3つのミッションにチャレンジします。

一つ目のミッションは「シャッフルゲーム」。このミッションでは、チラシ等の紙でお皿を作る方法や水を使わない歯磨きの仕方など、災害時に役立つ事柄の順番を正しく並び替えるゲームです。

 

 

 紙のお皿の作り方は複数あり、先生がいろいろな紙のお皿を見せてくれます。なかには五つに仕切りのできた紙食器も!「何を入れるんだろう?」「きんぴらごぼうとか良さそう!」など、入れるおかずを想像している子どもたちはとても楽しそう。

 

 

 二つ目のミッションは「なまずの学校」ゲーム。災害時に起こり得るシチュエーションを解決するのに最も適したアイテムを選び、得点を競うカードゲームです。

「タンスの下敷きになってしまっている人を助けるには?」「けが人を運ぶには?」など、災害時の状況を想像し、チームみんなで相談しながら一番役に立ちそうなアイテムを一つ選ぼうとしますが…なかなか決まりません。

長先生から、「身近で手にはいりやすいもの」「簡単に扱えるもの」が高得点だというヒントをもらい、「僕はこれだと思う!」「これはもっと身近だと思う」「なんで?」など、話し合いは尽きません。

低いポイントで悔しがったり、思っていたよりも高いポイントでガッツポーズをしたり、一喜一憂する子どもたち。

 

 

 三つ目のミッションは「毛布で担架 タイムトライアル!」。「なまずの学校」で学んだことを活かして、災害時にけがをした人を運ぶ実践編です。毛布を担架の代わりにして、人間の大きさ・重さに見立てた“カエル”をチーム全員で協力して運びます。

 

 

 先生から、毛布の端をそのまま持つのではなく、端をくるくる巻いてから持つと運びやすいこと、運ばれる人が不安にならないように進行方向に気を付けることなど、いろんなコツを学び、いざタイムトライアル!

「せーの!」と声を掛け合うチーム、ゴールで毛布担架を丁寧に下ろすチームなど、どのチームも安全に、優しく運んでいて、さすが高学年!

 

 

 最後に、災害時に一番大事なのは「助け合いのこころ」という先生の言葉をしっかり受け止めた子どもたち。“もしも”でなく“いつも”防災を意識して、いざという時に慌てないように備えておくことの重要さを学びました。

事前の準備や当日のサポートなどご協力いただきました学童スタッフの皆さま、プラス・アーツの長先生、本当にありがとうございました!

 

 

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