先日10月31日、ハロウィンの日に、スミセイアフタースクールプロジェクトは栃木県佐野市にある社会福祉法人つめくさ会 あおぞら学童にお邪魔してきました!
木々に囲まれ日当たりが良く、素敵な学童でした!なんと、園庭にはツリーハウスもありました!
さて、今回は「ファインダーから見るいのち」のプログラムということで、フォトジャーナリストとしてご活躍中の安田菜津紀さんを講師に迎えて実施してきました。
はじめに、安田さんからフォトジャーナリストのお仕事のお話や被災地のお話を聞きました。
子どもたちは安田さんのお話を真剣なまなざしで聞いていました。
「私たちがいつも当たり前だと思っている身近なものは実は宝物なんだ」
お話のあとは、子どもたちが実際に写真を撮りにいきます!
テーマは「すぐそばにある宝物を探そう」
カメラを受け取った子どもたちはワクワクしながらカメラに触れます。
安田さんからカメラの使い方やコツについて教えてもらい、いよいよ写真撮影の始まり!
「よーい、スタート!」の合図で子どもたちは園庭や他の教室に飛び出します!
「いつもとは違う目線で撮ってみよう」という、安田さんのアドバイスを聞いて、色々な角度で本を撮っている子どもたち。
トンネルの向こう側にいるお友達をパシャリ!
ズームの撮り方について安田さんから熱心に学んでいます!
年中さんの子どもたちも安田さんに教わりながら一生懸命「すぐそばにある宝物」を探して写真を撮っていました。
「残り5分です!」という安田さんの声に、子どもたちは「まだ~!」「急げ~!」と言いながら学童内を駆け回ります!
写真撮影後は、自分で撮った写真の中から、とびきりのお気に入りを決めて、発表の準備です!
何の写真ですか?どうやって撮りましたか?どうして宝物だと思うのですか?
子どもたちは選んだ写真を見ながらワークシートに書き込みます。
「弟の笑顔が良いから!」と、自分の弟の写真を発表する子、
「小人で旅をした気分になりました」と、面白い角度から写真を撮った子、
「ピアノが好きで…」と好きなものを見せてくれた子、
全員の子どもたちが思い思いの写真を発表してくれました!
安田さんは最後に、陸前高田市で津波に流されてしまったある小学校の入学式の写真を通し、「身近にある宝物、いのちについても考えてください」と子どもたちに伝えていました。普段気にも留めないものでも、実は大切なものが身のまわりにたくさんあって、それを大切にしていってほしい、というメッセージが心にしみました。
今回のプログラムを通して、子どもたちには身近にある宝物を大切にしていってほしいなと思います。
今回、ご指導をしてくださった安田さん、そしてお邪魔させていただいたあおぞら学童のみなさま、本当にありがとうございました!