ハロウィンの近づく10月27日。滋賀県高島市・学童やまびこにて、「世界に広がる!けん玉」のプログラムを実施しました。
今回は総勢37人の子どもたちが、けん玉チャンピオンの秋元悟先生のテクニックを全力で学びとります!
秋元先生は登場すると、さっそく世界ランク3位の実力を惜しみなく披露してくださいます。「けん玉でこんな大技ができるのか」と子どもたちは秋元先生の一挙手一投足に集中していました。
先生の実演が終わったら、子どもたちの練習の時間に。今日は低学年の子が多く、みんなけん玉初心者だったので、まずは持ち方から学びます。
持ち方の次は、基本の基本、大皿に乗せる技です。先生のお手本を見てから、各自練習を始めます。
子どもたちは成功すると、「ほら見て!乗ったよ!」と、満面の笑みで友達や周りの大人に報告してくれます。なかなかコツがわからない、そんな子には先生から直々にアドバイス!
また、次々と課題をクリアし、次なる技に挑む子も!けん玉の虜となって、ドンドンドンドン自分で練習を進めていました。休憩時間までも、みんななかなか練習をやめないほどです。
けん玉の練習を一通り終えて、いざ認定試験の時間へ。けん玉のプログラムでは、後半の時間を日本けん玉協会の認定試験に時間を充てて、その場で賞状を発行します。
挑戦する技の難易度は、10級は大皿、9級は小皿、8級は中皿、と段々と上がってきます。また、認定試験は最大10回まで同じ技にチャレンジすることができ、成功した子から座っていくシステムです。
果たして、子どもたちは何級までクリアすることができたのでしょうか?
何度技に失敗しても、練習でつかんだ感覚をもとに、最後の1回まで投げ出さずチャレンジしていきます。
認定試験の結果......、なんと!今回は6級をクリアする子が出ました!
6級をクリアするには、ろうそく・とめけん・飛行機を成功させねばならず、聞くは簡単ですがなかなか難しいんです。みんな本当によく頑張りました!!!
認定試験の後は、お楽しみの時間です。先生がけん玉を使ったショーを見せてくださいました。
肘でけん玉を挟んで大皿に載せる技や、
四角いけん玉を使った技、
紐のないけん玉をリフティングで載せたり、
超ビッグサイズのけん玉を使ってみたり。
先生の技が決まるたびに、「お〜!!!」と歓声が沸き起こっていました。
楽しい楽しいプログラムもいよいよ終わりの時間に差し掛かり、最後に先生からメッセージをいただきます。
「先生は最初プロ野球選手を目指していたけれど、その夢は諦めてしまいました。でも、今はけん玉という好きなことを見つけて、仕事にして取り組んでいます。
けん玉でも、何でもいいです。皆さんも自分の好きなことを見つけて、ぜひ挑戦してみてください。」
以上、10月27日「世界に広がる!けん玉」の報告でした。秋元先生、学童やまびこのスタッフの皆さん、本当にお世話になりました。ありがとうございます!