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「やりたいことを言ったって、どうせ叶わないでしょ?」から変貌!やりたいことが叶えら れる場所に!

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今では、「施設にお泊まりしたい!」「地域の人とお祭りがしたい!」など、子どもたちから 様々な“夢”や“やってみたいこと”が出てくるという、こども文化センターの方々の取り組み をご紹介します。

 

スミセイアフタースクールプロジェクトには、「『謎解きイベントをつくりたい!』という夢 を叶えたい!」とご応募いただき見事当選!

 

▼ぜひ、以下の内容もご覧くださいませ。
【夢をかなえるプログラム】

「謎解きイベントをつくりたい!」@神奈川

川崎市内の児童館・学童では毎月 1 回、必ず【子ども会議】を実施。

会議では子どもたちが “やりたいこと”を話し合います。会議で話したことをもとに、スタッフと共に実現に向けて 活動します。

 

しかし数年前、【子ども会議】がスムーズにいかない事態に!それはコロナの流行です。 様々な活動に制限がかかり、「あれもできない」「これもできない」等、色々な当たり前が消 えてしまい辛かった時期…。

 

子どもたちから、「やりたいことを言ったって、どうせ叶わないでしょ?」の声が聞こえて きたことが辛かった…と語るスタッフ。子どもも大人も苦しかったコロナ禍は、利用者も激 減、一時閉館も余儀なくされました。

 

コロナがある程度落ち着いてきても、【子ども会議】での子どもたちの姿勢は「どうせ叶わ ないでしょ?」というもの。

 

そこで、スタッフは「まずは、やってみようよ!」のスタンスで、子どもたちと接すること を決めました!子どもの意見を尊重するため、「良いんじゃない?やってみようよ!」「どう やったらできるか一緒に考えようよ!」の精神を大切にしました。

 

地域の協力が必要であれば、実現に向けて外部に働きかける。大人の力を借りても、どうし ても実現が難しい場合は、ただ「できないかもしれない」と伝えるのではなく、「やり方を 変えたらできるかもしれない」等と別の方法を子どもたちと一緒に考え、“できる方向に動 いてみる”姿勢をスタッフの方は崩しませんでした。

 

すると、子どもたちも「自分たちのために、大人も頑張っている!」「できる方法を見出し ていくと、実現に近づく!」と気づくようになりました。さらに夢が叶っていくことで、“夢” や“やってみたいこと”を言える雰囲気にかわってきたと言います。

 

「どうせ…」から「それなら!」という気持ちに変わるだけの成功体験がそこにはあったの でしょう。今では「意見を言えば何かができるかも!!」と考える子どもが増え、活気に満 ちた子ども会議が実施されています。

 

2023 年度の全体目標は「みんなの夢を叶えよう」だったそうです。 「施設にお泊まりしたい!」「地域の人とお祭りがしたい!」「謎解きイベントをつくりた い!」など、2023 年度の目標は全て達成された1年でした。

 

地域の方とのお祭りが終了した時、子どもが「地域の人たちの力を借りたら、たくさんのこ とができた。私たちは地域の人たちに見守られているんだね。」と言っていたことが、とて も印象的だったと嬉しそうにお話されていました。

 

子どもたちの“夢”や“やってみたいこと”にとことん向き合い、付き合える大人が周りにいる か?子どもたちの夢に対して、大人がどれだけ本気になれるのか?スタッフの関わり方が 本当に重要であることを実感した時間でした。

 

成功体験によって、子どもたちの「やってみたいこと」がこれからもどんどん膨らんでいく ことでしょう。これからの活動も楽しみですね。

 

次回のレポートもお楽しみに!

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