スミセイアフタースクールプロジェクトは「放課後児童クラブ(学童保育)」、
「放課後子ども教室」など、全国の小学生の放課後を応援しています。

後援

活動ブログReport

未来のプログラム「夢へのキャッチボール」@山梨県北杜市

プログラム 未来

まだ暑さが残る9月19日、山梨県の北杜市に未来のプログラム「夢へのキャッチボール」を実施しました。

この日は、高根東放課後児童クラブの子どもたち66名が集まってくれました!

子どもたちは事前に「元プロ野球選手が来るよ!!!」と聞いていたこともあり、とてもワクワクした様子でプログラムの開始を待っていました。

 

簡単に準備体操をしてから、柔らかいボールをひとり一つずつ手に取ります。

まずは、右手から左手に、左手から右手に…とボールを動かして慣れていきます。

 

 

ボールを足の間を通してなるべく早く移動させたり、一度下にバウンドさせてからキャッチしたり…

キャッチボールに入る前に自分でボールを上手く扱えるようにみんな頑張ります!

 

ただボールを上げるだけではなくて、しっかりとキャッチするんだよ!と川崎先生からのアドバイス。

 

 

「ボールが空中に止まっている間にどれくらい叩けるかな?」と川崎先生に促され、子どもたちはなるべく高く上げて手をたくさん叩いて…キャッチ!

中には思いっきり投げすぎてボールが遠くまで転がってしまい、あちこちに拾いにいっている子の姿も見受けられました。

うまくボールをキャッチするのは難しいようですが、みんな一生懸命に挑んでいました。

 

ここで一回休憩をはさみます。

「何回できた?」と聞くと、10回、15回、20回以上でも手があがっていました!!

 

 

みんな頑張っていましたもんね~!

休憩の後は、二人一組になって待ちにまったキャッチボールの練習です。

まずは川崎先生が上手く投げるコツを教えてくれます。

 

「手をあげて…腕を曲げて…投げる!」

「頭の後ろまで手を曲げて、正面を向いて投げる!」

 

 

上手い球が投げられる体のフォームを教わって、体の向きや腕の位置などを変えてキャッチボールを続けます。

 

あまりボールを投げる経験をしたことがない子たちもどんどん上手になっていきます。 

子どもたちは、元プロ野球選手から直に教わったことで、短時間でコツを掴んでいました。

 

 

 

キャッチボールの練習が楽しくなってきたころ、二チームに分かれて順番に川崎先生とのキャッチボールを行いました!

まずはデモンストレーションで野球経験者で当日ボランティアに来てくださった地域の大人と川崎先生がキャッチボールします。

子どもたちの口からは、思わず「すげー!はえー!」なんていう声が聞こえてきました。

 

そしていよいよ子どもたちの番です!一人2球ずつ、今日習ったことを意識しながら思いっきり投げます!

 

 

先生も「ナイス!いいね!」と声をかけてくださいます。力の手加減をせずに思い切り体を動かしてほしいとの先生の想いに、子どもたちも精一杯応えます。

 

ほんの90分で、と思うかもしれませんが、この短時間に子どもたちは目まぐるしい成長を遂げます。 基本の投げ方を教わり、手でしかボールを投げられていなかった子どもたちは体全体を使ってボールを投げられるようになっていきます。 きっと子どもたち自身も自分の変化に気付いてくれているのではないでしょうか。

最後に、川崎先生から「いま夢がある人もない人も、失敗を恐れずに挑戦してほしい。大人もみんな失敗しているんだから。失敗しない人なんていないよ」と、子どもたちに大切なメッセージを残してくださいました。

子どもたちもこの時間を通して感じ取ってくれたのではないでしょうか。また、今わからなくても大人になっていくうちに「ああ、こういうことか」と思ってくれることと信じて。

みんなで記念撮影を取ってプログラムが終わりました。

 

普段からボールに慣れ親しんだ子たちもそうではない子も、このプログラムを通してキャッチボールの楽しさ・相手をいたわることの大切さを体感できたのではないでしょうか。

 

お世話になりました高根東放課後児童クラブの皆さま、川崎先生、ありがとうございました。

応募はこちら

スミセイアフタースクールプロジェクトでは年間50ヶ所、全国どこへでも無料で
プログラムをお届けします!お気軽にご応募ください!

放課後現場で活用いただだける「こどもまんなかの放課後のあり方」をテーマにした、
支援員の方のための小冊子をご応募いただいた団体様にもれなくプレゼント!

 
次回募集は来年度