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「なぜ?」が「おもしろい!」に/「サイエンス」@沖縄

訪問 いのち

9月でも真夏の日差しが降り注ぐ沖縄県島尻郡に「いのちかがやくサイエンス」のプログラムを届けにやってきました。「理科教育研究フォーラム」の代表を務める松延康先生を講師にお迎えして、科学の不思議とおもしろさを子ども達に伝えます。

 

 

「まつのぶせんせーーーい!」子ども達の呼びかけとともに、松延先生が登場!水の色が変わる実験からスタートです。先生が「空のコップに透明な水を入れたら、水の色は赤くなるかな?」と聞くと、「絶対ならない!」「なったら魔法使い!」と子どもたちは元気よく答えます。実際に水をコップに注いてみると…、当然赤くなりません。

 

 

ところが、大人の疲れた心を吸い取り、コップの中に入れると赤くなるとのこと。学童クラブの先生から疲れた心を吸い取り、もう一度挑戦してみると…、透明な水が赤くなりました!子どもたちからは「えー!」「魔法使いだ!」「なんで?」と驚きの声が。

 

 

続いて、先ほどの赤い水を空のペットボトルに入れ、先生が振ってみると色が少しずつ透明に変わりました。子どもたちからは再び驚きの声が上がります。

 

 

次は、水で満杯にしたワイングラスの表面に板を張り付け、逆さにした状態で重たいバケツを持ち上げられるか?という実験です。なんと、水の入った重たいバケツを持ち上げることに成功!「なんで?」「すごい!」と目を丸くする子どもたちに、松延先生は空気がものを押す力が関係していることを、分かりやすく説明してくれました。

 

 

後半は、アクアドーム作りに挑戦です。アクアドームを作るには、ペットボトルをたくさん振らなければなりません。先生の「始め!」の声とともに、子ども達は全力でペットボトルを振り続け、「ストーーーップ!」の声とともに、準備完了です。

 

 

スポイトを使って瓶の中に水泡をつくっていきます。3色の液体を使い分けて、一人ひとりの個性が光る作品を作り上げていきます。最後にカラフルな水泡と一緒に泳ぐ魚を入れ、アクアドームの完成です。

 

 

その後、松延先生から子ども達へ「いのちのお話」を通して、生きることの大切さを伝えていただきました。失敗を恐れずに挑戦していってほしい、「!(新たな発見)」をどんどん増やしていってほしいというメッセージに、子ども達は真剣に聞き入っていました。

 

 

最後に松延先生から修了証をもらいプログラムは終了、と思いきや、実験で使った場所を全員できれいにするお掃除タイム!松延先生と一緒なら、お掃除もとても楽しい時間になります。

科学実験を通して、いろんな発見や体験ができた今回のプログラム。事前準備や当日の運営サポートなどご協力いただいた学童スタッフの皆さま、不思議な実験をたくさん披露してくださった松延先生、本当にありがとうございました!

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