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なんでかな?実験してみよう!/「サイエンス」@東京

オンライン いのち

 

外の風が冷たくなってきた11月終わりごろ、東京都青ヶ島村に「いのちかがやくサイエンス」のプログラムをオンラインでお届けしました。

青ヶ島は住民170人の「日本一人口が少ない村」として知られ、夜には満点の星空が広がる美しい島です。

 

 

シャキッと白衣を身にまとった松延康先生が数々のふしぎ実験を披露。子どもたちは「!」と「?」をたくさん浮かべながら、先生が出す実験クイズに挑戦しま­した。

 

 

松延先生が登場とともに持ってきたのは、大きなウォーターサーバーのボトル。

なんと先生は、太鼓のように大きなボトルを一瞬でへこませることができると言います!子どもたちは「どうやって?」「できないよー!」と信じられない様子ですが、先生が怪しい「ズルのもと」をボトルに入れ始め、マッチで火を点けると…

ベコベコバキバキ!!

 

 

大きな音を立てて、ボトルはペシャンコに!「空気圧がボトルをへこませたんだよ」と教えてもらい、目には見えない力を感じた子どもたちは、どんどんふしぎな科学実験の虜になっていきます。

 

 

「ブラックライトで光るのはどの飲み物?」というクイズでは、青ヶ島村の子どもたちも一緒に実験にチャレンジ。

用意されたのはお茶、ビタミンドリンク、コーヒーの3種類。まずはしっかり予想を立ててから、順番にブラックライトをあてていきます。

予想した人が多かったのはビタミンドリンクとコーヒーでしたが、光ったのは…

 

 

ビタミンドリンク! 

目の前で飲み物が光っているのを目撃して、子どもたちは「わぁぁぁぁ!」「光ってるー!」と大盛り上がり。

 

 

他にも、水で満たしたワイングラス1つで重たいペットボトルを持ち上げたり、頭の上で水が入った風船に火を点けてみたり。数々の実験をまるで目の前で行っているかのように、先生と子どもたちは抜群の一体感で楽しんでいました。

 

 

 

たくさんの不思議な実験を終えて、先生は子どもたちにメッセージを送ります。

ご自身が大切にしている言葉「The Sense Of Wonder(レイチェル・カーソン)」を「“!”と“?”のきもち」という日本語に言い換え、生き物の秘密を例に挙げながら説明します。

 

 

「ゴーヤの蔦がどうして途中から反対巻きになっているかわかる?“なんでかな?”と考えてみたんだ。」先生はホースを使って説明してくれます。「同じ方向だけで巻いていると、蔦が伸びきったときにくねくねと折れ曲がってしまう。でも途中から反対巻きにしておくと、ほら!伸びきっても折れたり傷がついたりしないんだよ。ゴーヤは生きるために工夫をしていたんだ。これを見つけたとき“すごい!”という気持ちになったよ。」

 

 

 

先生が経験したことを元に、「?」と「!」のお話を聞いて子どもたちも、大人たちも、「へぇ~!すごい」「たしかに!」と、みんな納得の様子。

どんなときも「びっくり!」して、「なんでかな?」と思う気持ちを忘れずに、ぜひいろんなことに挑戦してくださいね!

事前準備や当日サポートなどご協力いただきました現地団体のスタッフの皆さま、科学の魅力を子どもたちに伝えてくださった松延先生、本当にありがとうございました!

 

 

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