愛媛県新居浜市で、天文学普及プロジェクト「天プラ」の代表高梨直紘先生を講師に「宇宙」のプログラムが行われました。
45名の元気な子どもたちが参加しました。
「宇宙について知っていること」と先生が問いかけると、「ハーイ」と元気よく手が挙がり、
「星」「惑星」「隕石」等、子どもたちが知っている言葉がたくさん出てきました。
中には、「ブラックホール」や「ビックバン」なんて難しい言葉も。
子どもたちから発表されたことを、高梨先生が次から次へとホワイトボードに書くと、たちまち、ホワイトボードいっぱいに、知っている「宇宙」が表れました。
ホワイトボードに書かれた中から、「惑星」の大きさ・位置関係について学びます。
ここからは、三択クイズで答えていきます。
「太陽に一番近いのは?」、先生が3つの惑星の名前を言って、その中からこれかな?と思ったものに手を挙げます。
太陽を中心とした位置関係・大きさを理解したら、その距離を実感するため、外に出て太陽から近い順に並んでいきます。
太陽をソフトボールの大きさにしているため、他の惑星は米粒より小さく、針の先で穴をあけたくらいの大きさになってしまう惑星もありました。
水星・金星・地球・火星は、近くに位置するため、くっついて並ぶようでしたが、海王星は運動場に出てロープで位置関係を表しても、かなり離れたところにあり、「こんなに離れているんだ」と子どもたちからも驚きの声が。
再び、部屋に戻り、次は投影された惑星の軌道や他の惑星との大きさの違いを見ていきます。
部屋が少々明るかったので、見にくいところもありましたが、子どもたちは映し出される宇宙の様子に興味津々です。
隕石が地球に衝突した様子が映し出されると、その明るさもあり、驚きの声が上がっていました。落ちてくる隕石の大きさによって、昔、恐竜が絶滅したことも知りました。
土星の輪もはっきり見えます。
少々難しかったのですが、初めて見る宇宙の様子に、「あんなにいっぱい惑星があるなんて初めて知った」「地球ってちっちゃいんだ」「ブラックホールに落ちるとバラバラになってしまうんだ」と、たくさんの気付きが出てきました。
初めて知ったことがいっぱいあった宇宙のプログラム、最後に先生と一緒に集合写真を撮って終わりました。